こんにちは^^西川 美咲です。
3月に入って私たち西川家が宍粟市に引っ越しをしてきてちょうど1年になりました。
大阪から引っ越しをしてきてから宍粟市でたくさんの新しいことに挑戦してきましたが、
やはりその中でも薪ストーブは大きな変化の1つです。
去年引っ越してきた時は「田舎の3月ってこんなに寒いの!?」と思いながら、段ボールの荷物を整理していた記憶がありますが今年の3月は一気に暖かくなりました。
そうなると段々と薪ストーブのシーズンオフに近づいている感じでなんとも寂しい気持ちが湧いてくるのですが・・・。
それでも朝晩の冷え込みの時間帯はゴールデンウィークあたりまで活躍してもらわないとなのでもう少し楽しめそうです。
こちらは先日の薪ストーブ料理の様子・・・・。
大きなぶり?はまち?(名前がパッと出てこないけど確かぶりの前・・・ワラサだったはず)のあらをもらったので薪ストーブで焼いて楽しみました。

まずは洗ってから拭き取って塩を振る。
出てきた水分をさらにしっかり拭き取って生臭さをとってからもう一回塩をして薪ストーブへ‼︎

あらをこんがりしっかり薪ストーブの中で焼いてそれはあら汁に✨
大きな鍋に入れて、また薪ストーブの上でじっくりエキスを出しました笑

ちょっとだけ出汁を入れて味噌を入れたら完成‼️
めちゃくちゃ美味しい‼️
やっぱり魚のお味噌汁って最高ですよね・・・。
めちゃくちゃホッとできました。

そして私は2つあったかま(頭)の1つをこっそりもらいました。。。
え?もちろんほぼ一人で楽しませてもらいました笑
しっかり目に火を通したかまをしっかり塩をしてお肉のついてるところをちょっとずつ探して食べる。
これも最高ですよね✨

お酒は・・・・ほとんど飲まないので飲んでませんでしたが、絶対合う‼️って思いました。
しかもその時はたまたまあらをもらったのですが、その日までに食べようと思っていたホッケの干物があったので
一緒に焼いて魚祭りにしました〜✨
あら汁に、ホッケの干物で珍しく我が家の食卓が魚で盛り上がりましたよ。
2歳3歳の子供たちも美味しかったようでパクパク食べて「おかわり」っていいながらずっと食べてましたよ‼️
そしてもちろん、食べ終わった後は我が家で飼っている鶏さんたちのご飯になりました。
めちゃくちゃ綺麗に食べてくれて、跡形も残りませんでしたよ〜(骨もどこにもありませんでした)笑
鶏舎の中に入れた途端にめちゃくちゃ群がっていました・・・。

話は変わるのですが、私は宍粟に引っ越してくるまでキャンプにもほとんど行ったことがなく(学校行事ぐらいの参加経験しかありませんでした・・・)、バーベキューとかもほとんど着火剤と炭を使ったことしかなかったので
「薪に火をつける」という行為がどれだけ奥深いものか全く知りませんでした。
正直、ただ空気が通るように薪を積んで新聞紙なんかに火をつければ燃えてくれるものだと思っていたのですが
全くそんなことありませんでした・・・・。
新聞紙からいきなり大きな薪に火がつくわけでもないし、
細かい木材ばっかりで火を起こしたら大丈夫ってわけでもない。
私は薪ストーブを扱うようになってほぼ1年たった最近(シーズンオフの期間も入れてですが・・・)ようやく薪ストーブの火を起こすのが上手になったと言えるようになってきました。
最初の頃は焚きつけの量がわからず何度も火を起こすのに失敗して、
何分経っても部屋が暖まらない汗
火がついたと思ったら、すぐに消えてしまったり早い段階で大きい薪を追加しすぎて燃えずに炉内を煤で真っ黒にしてしまったり。。。

本当に下手くそだったなぁと思います。汗
でもしばらく扱っているうちに、火を見ていて薪を足すタイミングだったり扉を閉めでも火が消えないタイミングがわかるとようになってきました。
それだけ聞くと、
「え‼️まともに扱えるようになるまで1年もかかるの⁉️」とか
「何分も火がつくまで見ていないとダメなの⁉️」とか
普段ボタンひとつで暖房を使える家で暮らす人は思うかもしれません。
でも、火の暖かさは他には変え難いものがあります。
この暮らしを始めて1年しか経っていない私でも、最近では人の家で風が出る暖房器具の風に当たると気持ち悪さを感じたりしてしまいます。
(耐えられないことはないのですが、普段の自然(火)の暖かさと人工的な温風はかなり体感が違っているので・・・・)
あ、なんか硬い文章になっちゃいました💦
でもとにかく知ってもらいたいのは、電気で動く暖房器具を使っていて便利な生活をしていても
多少手間はかかるけど、自然の暖かさには叶わないということです。
スイッチひとつで部屋が暖かくなっても、家族の会話って盛り上がらなくないですか?
薪ストーブはエンターテイメント。。。というか非日常って考えてないですか?
非日常感はあるかもしれませんが、それが自宅に入ると毎日の暮らしが変わります。
火を起こすのに試行錯誤して、夫婦での・子供との会話が盛り上がるかもしれません。
(我が家は子供がまだ2•3歳なので、旦那さんとの会話の時間はかなり増えました〜)
毎日やっていればそれが当たり前になります。
私の周りは薪ストーブを家に設置している人がたくさんいますが、
みんなが口を揃えていうのは
「手間が掛かっても、それを上回るものを得ることができる。」
私もそう思います。